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2024/03/01 10:55



私たちにとって春の訪れを告げるのはこの花わさびです。


花わさびはその名前の通り山葵の花で、岩泉町では4月の後半〜5月にかけて白い花を咲かせます。

花が咲ききってしまうと固くなってしまうので、その前(つぼみ〜7分咲程度)のものをお浸しや浅漬けにして食べます。

今回は基本的な花わさびの浅漬けレシピをご紹介します。



【材料】
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▼花わさび・・・100g
▼密閉容器(瓶)・・・160〜180mlくらいのもの
▼鍋に80℃のお湯を準備
▼浅漬け用の漬け液(お好みで)
 醤油漬け 
 ・醤油:味醂:酒が1:1:1
 味噌漬け
 ・味噌:味醂が1:1 少し甘いほうが美味しいと思うのでお好みで砂糖も入れて下さい
 三杯酢漬け
 ・酢:醤油:砂糖が1:1:1

ポイント
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・漬け液は容器の半分くらいの量になればOKです
・酒と味醂はあらかじめ熱してアルコールを飛ばしておく



【作り方】
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1、まずは花わさびを水洗いします(土や枯れ葉が入っています)


2、鍋に80℃のお湯を準備します
  鍋底から小さい気泡が浮いてくるくらいが丁度いいです


3、80℃のお湯の鍋で花わさびを10秒〜20秒程度湯通しする


4、湯通しした花わさびを流水でさっと冷やした後、水気をしっかりときる(雑巾を絞るようにして水気を切ると辛くなりやすい)

5、花わさびを1cmくらいに切り、用意した密閉容器にいれ漬け液とまぜる


6、密閉容器を上下に振って花わさびに刺激を与える



7、冷蔵庫で半日〜1日置くと辛味が出て美味しく食べられます

ポイント
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・1番目のポイントはお湯の温度
 熱すぎると辛味が飛びます、ぬるすぎると辛味出づらいです、どちらも食感が悪くなります。

・2番目のポイントは山葵に刺激を与えて辛味を出すことです、水気を取る時にギューっと絞ること、容器に入れてから上下に激しく振ること、こうすれば辛くなります。



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もし、1日冷蔵庫で置いても辛味が出なかった場合、以下のことが考えられます。


1、湯通ししたお湯の温度が高すぎた
2、湯通ししたお湯の温度が低すぎた
3、花わさびへ与えた刺激が弱かった


1の温度が高すぎた場合は残念ですがどうしようもありません・・・
2、3の場合の対処方ですが、一度容器ごと湯煎してから(耐熱容器の場合)、容器を振って刺激を与えてみて下さい。
水から入れて細かい泡が立ち始めたらお湯から出して、容器を振って冷蔵庫で半日置く





花わさびの辛味だしは慣れるまでは難しいかもしれませんが、辛くて美味しいものができた時は本当に嬉しいです、皆様も是非トライしてみて下さい。



山葵らしい、春らしい爽やかな辛さと風味を楽しんで頂けると幸いです。